多項分布が多次元正規分布に近似する計算は、ある1つの属性のカテゴリの生起確率が与えられているときの、適合度検定に使う推定量が従う確率分布の自由度を求めるためだった。2つの属性が独立で、生起確率が不明なとき、最尤推定値に置き換えて計算した確率分布も、2つの属性の独立性の検定に使う推定量が従う確率分布の自由度を求めるためだった。
最初は、検定の説明から始めて、適合度検定と独立性の検定について、説明を書こうとも思っていた。あまり、それを書く意味について考えていなかったけれども、あらためて考えてみると、今の自分の理解では、書く価値は無さそうだと感じた。
かわりに、新しい計算として、無相関検定に使う推定量が従う確率分布の計算を始めた。上の2つの計算もそうだったけれども、今回の計算も、手持ちの教科書には、しっかりとした議論、または計算が載っていないので、またちびちびと計算していこうと思う。
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