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2013年6月3日月曜日

月曜日

今日はもう更新しないかもしれないと思ったけれども、一階線形微分方程式の一般解について考えてみたので記録する。一階微分方程式の一般形を
\[ y(x)^{\prime} + p(x) y(x) = g(x) \]
と書くと、斉次のときの一般解は
\[ y(x) = C e^{-\int p(x) dx}\]
である。ここまでの議論はスキップして、非斉次な場合を考える。斉次なときは、\( z(x) = y(x) e^{\int p(x) dx}\)は任意定数が一般解になるから\(z^{\prime} = 0\)が\(z\)の微分方程式。では、非斉次の場合も微分方程式がそのまま\(y\)で考えるより単純になりそうだと思って\(z\)の方程式を計算する。結果は
\[ z(x)^{\prime} = g(x) e^{\int p(x) dx}\]
になるので\(z\)はすぐに次のようになると分かる。
\[ z(x) = \int g(x) e^{\int p(x) dx} + C^{\prime} \]
ところで、\(z(x) = y(x) e^{\int p(x) dx}\)だから一般解は
\[ y(x) = \left(  \int g(x) e^{\int p(x) dx} + C^{\prime}  \right) e^{-\int p(x) dx}\]
である。これは定数変化法と同等だけれども、このように変形すると、定数を変化しているようにはちょっと見えない。

2013年6月2日日曜日

日曜日

『大学演習 熱学・統計力学』の1章例題1をやった。電源がする仕事を求める問題だけれども、これは強磁性体の自由エネルギーをもとめるためでしょう。

この問題はまだ、完全にやれてない。ゴールドスタインの問題も今日はできなかった。

2013年6月1日土曜日

土曜日

ゴールドスタイン第二版の問1.12の(a)のデカルト座標の分だけやった。計算が大変。この問題は、ゴールドスタイン的には、速度に依存するポテンシャルの例で、数学的に適当に定義しているようにも見える。でも、これは磁気モーメント(角運動量に比例する)を持つ粒子に、外磁場をかけたときのポテンシャルと同じ。

2013年5月31日金曜日

金曜日

ゴールドスタイン2版の問1.11をやった。今回は、導出問題で機械的に計算するだけ。\( \partial \ddot{q}_{i}/\partial \dot{q}_{j} = 0\)になることだけ、気を付ける(時間微分と一般化座標の偏微分を交換すれば0になるって理屈でokだと思う)。

2013年5月30日木曜日

木曜日

ゴールドスタイン2版の問1.10をやった。今回の問題は、運動エネルギーを一般化座標に書き直す問題。計算的には、まず2次元の極座標から、やっておいた方が良さそう。座標の数については、なんだか勘でやってるだけになっている。拘束の無い状態から考えてっていうのはできないのかな。もう少し、考えた方が良い問題な気がする。

2013年5月29日水曜日

水曜日

ゴールドスタイン2版の問1-8をやった。fが微分可能ならば、拘束が、非ホロノミックであることを示せという問題だけれども、fが定数のときはホロノミックになる。原文を見てないけれども、意図としては定数の場合は含んでいないんだろう。(途中の計算には外積と偏微分を使う。微分方程式の完全形に関する知識も必要。)

2013年5月28日火曜日

火曜日

ゴールドスタイン2版問1-8をやった。なかなか難しい。問1-7の類題で、1.3拘束(p19:3版)を読みながら条件を計算した。もう少し、1.3節(拘束)の練習問題が続く。